ちょっと前になりますが、
中学生の男子生徒相手に国語のレッスンをしていた時の事。
その時はワークブックの演習をやっていましたが、
そのうちの文章の一つが、レオナルド・ダ・ヴィンチの
「最後の晩餐(さいごのばんさん)」を扱ったものでした。
(私:T 生徒:S)
T:じゃあ教科書見ながらここ解いて!
S:これ長いし意味わかんね~よ~。
そもそも美術とか絵とか知らねーし興味ねーし。
T:でも、この絵有名じゃん?知ってるだろ?
S:あー、これさ、漢字読めないんだよね。
なんだっけ、最後のばんしゃく???
T:アホか(笑)!!軽すぎるだろ!!
仕事帰りのオヤジじゃねーんだから!!
これは、最後のばんさん!!
キリストが弟子たちと一杯やってる姿・・・
不謹慎ですが、思わず笑ってしまいました・・・
晩「餐」が晩「酌」に変わっただけで、
こんなに印象が違うのかと驚きました。
漢字一文字の中に、全く違う意味やイメージが
含まれていることに、改めて気づかされた出来事でした。
言葉って面白いですね。
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仙台の英会話教室 Sophia English School
Koji Nakanome
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