3月11日は、東日本大震災の日。
今年で12年が経ちました。
未だに復興の真っただ中の方々もおられれば、
もうすでに遠い過去のことになりつつある方、
更には震災を経験していない世代も徐々に成長しつつあります。
あの震災は一体何だったのか?
私も、何度も考えました。
おそらく、人によって答えは様々でしょう。
私個人にとっては、
「死や終わりは、実は直ぐそばにあるのだから、
一日一日を悔いなく生きよう」
という思いを強くする出来事でした。
もう7~8年前になりますが、
阪神淡路島大震災を経験なさった美容師の方と
お会いしたことがあります。
その方は親友を震災で亡くした方でした。
死を身近に感じたその方は、
「自分の本当にやりたいことをやろう」と決心し、
大学を中退し、全く未経験の美容の世界に飛び込み、
ついには、著名な芸能人を担当する程の
スタイリストになっていました。
その方が、
「人生は、本当にしたい事をしなければいけないよ」
と、熱っぽく語っていた事を思い出します。
この震災を厄禍と捉える事も出来ます。
でも同時に、それを機に生き方を良い方向に変えた方々も
いらっしゃいます。
自分は、どちらを選ぶか。
この震災から、何を学ぶか。
私自身も、
12年前のあの出来事を、そしてその時に感じた気持ちを、
良い意味で忘れないようにしたいなと思います。
そして、悔いのない人生を行きたいな、と
毎年その想いを強くします。
人生は、一度きりですから。
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仙台の英会話教室 Sophia English School
Koji Nakanome
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