日付は変わってしまいましたが、
3月11日は東日本大震災が起こった日ですね。
教科書で習った関東大震災、
自分が中三の時に起こった阪神・淡路島大震災。
その次に、よもや自分たちの住む地域が
震災に見舞われようとは、思いもよりませんでした。
日本は地震大国であり、いつどこで大地震が来ても
おかしくない・・・という事は頭では理解しつつ、
どこかで「ここは大丈夫だろう」と漠然と
その恐れを遠ざけていたのかもしれません。
その恐れが現実となったのが、9年前のあの日でした。
気が付けば、緩やかな全体の流れとしては、
いつの間にか変わらぬ日常が戻ってきています。
あの日に感じた夜も眠れぬ恐怖は、
過去のことになりつつあります。
おりしも、コロナウイルスの世界的流行、
パンデミックがWHOにより宣言されましたが、
この目に見えないウイルスも、次いつ来るか分からない
地震の様に、人の心に不安や恐怖などの根源的な感情を
呼び起こしています。
人の「恐怖」は、際限がありません。
「もしかしたら・・・」という
ネガティブな想像の連鎖を、ある心理学者は
雪だるま現象(snowball effect)と呼んでいました。
私の印象だと、
むしろ震災の時以上に今回の方が、
人々の不安や恐怖を掻き立て、
非理性的な行動に走らせているように
思えてなりません。
東日本大震災の発生時刻である
午後2時46分前後、仙台上空に虹がかかったという
ニュースを耳にしました。
まるでおとぎ話のような出来事です。
神様が、コロナウイルスに右往左往する
我々を見て、
「9年前に震災に直面した時の様に、
不安や恐怖に負けるな、立ち向かえ。」
という、メッセージをくれたのかも
しれないな・・・と思いました。
この不安に負けず、
強く生きたいものです。
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仙台の英会話教室 Sophia English School
Koji Nakanome
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