最近のナレーション実績

今年の10月3日(火)から7日(土)までの期間、

仙台国際センターにて、CIGRE 2023仙台コロキウムという

国際電力システム会議が行われます。

 

CIGRE 2023 仙台コロキウム公式ホームページ▼
https://cigre2023sendai.jp/

電力システムの専門知識を蓄積・共有するための

世界的コミュニティで、

90カ国、1.5万人以上が参加しています。

 

今回、そちらの協賛企業様からご依頼を賜り、

海外の技術者向けPR動画の英語ナレーションを

させて頂きました。

 

もしご興味がお有りな方は、

以下の企業様のYouTubeサイトからご視聴下さいませ!

東北電力ネットワーク (tohoku-epco.co.jp)

 

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WBCに見た、「現実」の面白さ

先週の事になりますが、

日本やアメリカを中心に、

世界中を熱狂の渦に巻き込んだWBCが

終わりました。

 

結果は日本の3度目の優勝という形で幕を閉じましたが、

それ以上に、今回の大会を通して私は、

『事実は小説より奇なり』

という言葉を思わずにいられませんでした。

 

準決勝の村上選手の劇的なサヨナラヒット、

そして決勝戦の最終打席の、

大谷選手とマイク・トラウト選手の一騎打ち。

 

マンガやアニメであれば絶対にそうなるだろうな、

という場面でした。

まるでそこに筋書きがあったかのような、劇的なドラマ。

でも、これは、だれが作ったものでもありません。

参加した1人1人が、目の前にある「現実」を

精一杯生きただけです。

 

だからこそ、面白い。

現実の中の偶然が作り出すドラマは、

フィクションとは比べ物にならない興奮を生みます。

このWBCが映画作品でしたら、

ごくありふれたものにしかならず、

感動もそれほどは呼び起こさないでしょう。

 

今回のような例に限らず、我々の普段の人生に於いても、

現実は、何が起こるか分かりません。

だからこそ、それに真摯に向き合えば、

不安にもなるけれど、ワクワクもするし、

最悪な事ばかりでなく、素晴らしい事も起こるし、

その時の感動は何倍にもなるんじゃないかな・・・と

思うのです。

 

もちろん、この楽しみの裏にはそれ相応の苦しみもあります。

手酷い挫折もあります。

今回のドラマチックな場面とは全く逆の、

呆気ない、残酷な現実が待ち受けている事も多々あります。

もうやめたい、とすら思う事もあるでしょう。

 

でも、それを押してでも、この「現実に真摯に生きる」という

事は、取り組む価値があるんじゃないかな・・・と、

WBCという現実の舞台で戦い、

その戦いを終えた各国の選手の表情を見て思いました。

 

何かに身を捧げる姿は、たとえ苦しくとも、

どこか清々しいもの。

出来れば、自分も、この現実に於いてそれを

実践したいものです。

 

そんなことを思ったWBCでした。

 

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英語の格言㉛

恒例の、「英語の格言」のコーナーです。

短いながら、心に残る格言

(英語ではproverbと言います)をご紹介します。

是非機会があったら使ってみてくださいね。

 

There is always light behind the clouds.

(雲の向こうは、いつも青空。)

 

アメリカの女性小説家、

Louisa May Alcott(ルイーザ・メイ・オルコット)

という人の言葉です。

あの有名な『若草物語』の作者ですね。

 

これも、私が好きな格言の一つです。

 

短い文ですが、

困難や試練の後には、良いものが待っている、

希望はすぐそこにある、

という前向きな気持ちを端的に表しているように思います。

 

折しも受験が終わり、

4月からは新しい生活が待っています。

 

受験という雲を抜けた先に青空が見えた

と思える人もいれば、

新しい生活に対する不安の先に、

充実した日々が待っているんだと

解釈する人もいるでしょう。

 

これから5月頃までは

色々な局面で大小さまざまな変化が起こります。

 

時には不安に思うこともあるでしょう。

その時に是非思い出したい言葉ですね。

 

それでは、次回もお楽しみに!

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「間違った優しさ」について

私は野球が好きなので、よく

スポーツ系の雑誌やwebコラムを読んでいるのですが、

先日、以下のような見出しの記事を見つけました。

 

「ドンマイ」が許されぬミスもある 少年野球でありがち…

“間違った優しさ”が逃げ道に

 

横浜の少年野球チームの話なのですが、

そのチームの監督は、

「間違った優しさは、相手の為にならない」と述べています。

そして、

「ミスした仲間を指摘するためには、

日頃の信頼関係が大切になる。

追及した時にもめてしまうのは、ベースの信頼関係が

できていないからだ」と彼は続けます。

 

相手が考え得る限りのベストを尽くしたならば、

例え失敗しても、ドンマイと声をかけて

気持ちを切り替えさせることは理にかなっています。

ただ、相手が準備を怠ったり、集中力を欠いたミスをした時は

「お前、何やってんだ!ちゃんとしようぜ」という事は

私自身も決して悪い事とは思いません。

むしろその方が、信頼関係のある間柄であれば、

「俺もちゃんとしなくっちゃ」と、

気持ちが切り替わるはずです。

 

これは、勉強や仕事にも全くもって同じことが言えますね。

 

何でもかんでもOKでもダメ。

厳しく追及し、罰するだけでもダメ。

 

大事なのは、状況と相手に合わせたバランス感覚だと思います。

そしてそのためには、親や教師、指導者側が

自分の気持ち一つで言う事が変わらないよう、

ぶれないスタンスを貫く事が大事ですね。

 

私もこの記事を見て考えさせられました。

一指導者として、生徒様に対して

受容と追及のバランスをきちんと取っていきたいな、と

思います。

そしてそのために、今まで以上に

信頼してもらえるように、様々な面で自分を

磨いていきたいと思います。

 

もしご興味がある方は、

太字の見出しを検索してみてください。

ベースボール専門メディアのfull-countという

サイトにつながります。

 

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12年目の「あの日」

3月11日は、東日本大震災の日。

今年で12年が経ちました。

 

未だに復興の真っただ中の方々もおられれば、

もうすでに遠い過去のことになりつつある方、

更には震災を経験していない世代も徐々に成長しつつあります。

 

あの震災は一体何だったのか?

 

私も、何度も考えました。

おそらく、人によって答えは様々でしょう。

 

私個人にとっては、

「死や終わりは、実は直ぐそばにあるのだから、

一日一日を悔いなく生きよう」

という思いを強くする出来事でした。

 

もう7~8年前になりますが、

阪神淡路島大震災を経験なさった美容師の方と

お会いしたことがあります。

その方は親友を震災で亡くした方でした。

死を身近に感じたその方は、

「自分の本当にやりたいことをやろう」と決心し、

大学を中退し、全く未経験の美容の世界に飛び込み、

ついには、著名な芸能人を担当する程の

スタイリストになっていました。

 

その方が、

「人生は、本当にしたい事をしなければいけないよ」

と、熱っぽく語っていた事を思い出します。

 

この震災を厄禍と捉える事も出来ます。

でも同時に、それを機に生き方を良い方向に変えた方々も

いらっしゃいます。

 

自分は、どちらを選ぶか。

この震災から、何を学ぶか。

 

私自身も、

12年前のあの出来事を、そしてその時に感じた気持ちを、

良い意味で忘れないようにしたいなと思います。

 

そして、悔いのない人生を行きたいな、と

毎年その想いを強くします。

 

人生は、一度きりですから。

 

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正しいのはどっち?㊾

さて、恒例の

「正しいのはどっち?」のコーナーです!

何気なく使ってしまいそうな間違えやすい表現を

クイズ形式で取り上げていきます。

ご自分で1~3から選んでみてください!

それでは、Let’s begin!

Q: 「調子はどう?」と言いたい場合・・・

1.  What’s making?

2.  What’s cooking?

3.  What’s getting?

正解は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

2番でした!

 

間違っても、ノープロブレム!

これは、この表現を知っていなければ、分かりませんから(笑)

 

cookはこの場合は、「(何かが)起こる」

=happenの意味で使われています。

全体で、How are you doing?と同じ意味ですね。

カジュアルな表現です。

 

・・・でも、いきなり言われたら、「はぁ??」って

なりますよね。

「何が料理してるの、って言われても・・・」

 

そんな時は、焦らず、

“What do you mean?”

(どういうこと?)

と聞き返しましょう。

 

こういった慣用表現は、

「知ってるか、知らないか」です。

もちろん、知っておくに越した事は無いので、

出会ったら、頭の片隅にでも

留めておきましょう。

 

 

それでは、次回もお楽しみに!

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国公立大学入試が始まります。

現在、私立大学の合格発表が

行われていますね。

 

ここで合格した受験生は、ひとまず安心、ですね。

いずれにせよ、一度「合格」の文字を見ると、

少しはほっとします。

有難いシステムですね(笑)

 

次の関門は、25日から始まる、

国公立大学入試。

前期、中期、後期と3回のチャンスがありますが、

実質は前期が本番のようなものでしょう。

 

実質的な対策などは、

巷にあふれかえっていますので、

今更ここに書くまでもありません。

皆さんも、もうすでにそれはやっているはずです。

 

その代わり、

私の好きなアメリカの心理学者の言葉を

ご紹介します。

 

「グッとつかんで、パッと手放す」

 

ちょっと分かりにくいですかね(笑)

欲しいものをグッとつかむけど、

それに執着せずに手放す。

99%努力はするが、

結果(=残りの1%)は自分が決めることではない、と手放す。

 

想いの強さも、

暴走すれば執着や恐れにつながります。

結果は、気にしない。

敢えて言いますが、気にしない。

勝手について来ますから。

 

ここまで来たのですから、

気持ちよく最後まで全力を尽くして、

潔く本番に向かいましょう。

 

悔いのない入試を!

 

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英検の二次試験について

さて、今週末19日は、

2022年度第3回英検の二次試験です。

本当に、2月はテストの季節ですね・・・

 

ここ何回か、英検の二次試験に変化が起こっているようです。

あくまで私の印象ですが、

これまでなら問題なく合格していたレベルの受検者が、

軒並み涙をのむ結果となっています。

難化しているわけですね。

 

もちろん、それだけを見れば

合格率が下がり、進路にも影響を及ぼしますので、

受検者にとっては望ましい事ではありません。

しかし・・・

長い目で見れば、ここで本当の力をつけておいた方が、

後々、重大な局面で馬脚を露す事を防いでくれる、とも

言えます。

 

確かに、

「適当にしゃべったら合格した」

でも、合格は合格です。

それには異論はありません。

 

ただ、その状態でたとえ合格証書を手にしても、

心の底からは喜べないでしょう。

自信が沸き上がってくる事もないでしょう。

そのことは、受検者本人が一番良く分かっているはずです。

 

 

これを良い機会と捉え、自信をもって「合格した」と言える

実力をつけるべく、一緒に学習に励みましょう!

 

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ようやくマスクが取れそうですね。

皆さんもご存知の通り、

コロナウイルスの分類がインフルエンザと同じ

5類に引き下げとなり、屋内でのマスク着用を

「個人の判断にゆだねる」という方向になりそうですね。

 

まあ、これまでも「個人の判断」という

建前だったようですが、政府のお墨付きをもらうことで、

少しずつマスクの非着用が増えてくるでしょう。

 

あくまで個人的には、ですが、マスクをつけたいかと言われれば

そうではなかったので、この決定が悪いとは思いません。

教室での授業も、しっかりとお互いの顔を見て行いたいという

思いがありますので、少しずつですが、

「マスクをつけなくてもいい」という空気が

広がってくれることを望みます。

 

一方では、慣れとは恐ろしいもので、

マスクをつけた生活が3年にも及ぶと、逆につけないと不自然、

外したくない、という人も出てきています。

色々な意味で、人間とは適応する生き物なんだなぁと

実感します。

 

そういった側面から見れば、

変化が起こることで、今まで当たり前だったものに

有難みを感じたり、逆にしがみついていたものが

それほど重要だと感じなくなったりする、とも言えるかも

しれません。

 

こういった変化を、自分の(ある種固定化された)

価値観を見直す機会、と捉えたいものですね。

 

何はともあれ、本当の意味で

face to faceの会話ができるのを楽しみにしています!

 

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on snow? on the snow?

先週は各地が大雪に見舞われましたが、

今週も寒さは続いていますね。

雪もちらほら降っています。

冬らしい冬、といえば聞こえはいいですが、

実際には色々と大変です。

久しぶりに駐車場の雪かきをしましたよ。

手首が痛いです・・・。

 

近頃は生徒の皆さんに、

“Be careful not to slip and fall on the snow!”

(雪で滑って転ばないように気を付けて!)

と声がけしていますが、ある生徒さんから、

“on snow”じゃダメなの?と質問を受けました。

 

良い質問です!

ただ・・・説明がちょっとややこしいです。

結論から言うと、状況によってはon snowでもOKですが、

この場合、そして多くの場合はon the snowになります。

 

これは非常に微妙なニュアンスの差になります。

①on snow・・・(一般的に言って、「雪」というものの上では)

②on the snow・・・(話し手・聞き手の中で、共通イメージがある「雪」の上では 例:帰り道の雪の道路を想像している)

 

①What to do first if you slip and fall on snow?

(もし雪の上で滑って転んでしまったら、まずどうすべきか?)

この文章は、具体的な地域やそこにいる人々などを

想定しているわけではありません。

雪が降る地域でしたら、バンクーバーだろうが、

ニューヨークシティだろうが、札幌だろうが構いません。

theのつかない不可算名詞は、一般論を語る場合に

多く使われます。

 

②This morning, I slipped and fell on the snow!

(今朝、雪の上で滑って転んじゃったよ!)

私がこれを言った場合は、聞き手にも、

「ああきっと、仙台市の生活圏内のどこかで転んだんだろうな」

という具体的なイメージが、言わずとも付くわけです。

 

改めて最初の質問に戻りますと、

私は生徒さんたちが帰る際の雪道を

イメージして喋っています。聞く側も、

その雪道をイメージしています。ですから、

「あ~公園前の道なんか特にね。雪多くて滑りやすいよね~」

という共通イメージが生まれ、theが付くのです。

 

大雑排に言うと、theが付くことで、

話し手と聞き手の間に「あ~、あれね」という

共通のイメージが生まれる、という事になります。

文法書などでは、これを指して「特定の」という

説明がなされます。

 

たかがthe、されどthe、ですね。

そして、ここで敢えて言いましょう!!!

でも所詮theです(笑)

 

ここまで気にしなければならない状況は、

ほぼ皆無だと断言できます。

たとえニュアンスが違ったとしても、

前後の文脈や状況で相手も正しく理解してくれますので

ご安心ください。

 

「へぇ~theにはそんな働きがあるんだね~」と

雑学程度に心に留めておいてくださいね。

 

皆さんも雪道と、冠詞の気にしすぎにはお気をつけて!!

 

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