英語の格言⑬

今週の「英語の格言」のコーナーです。

短いながら、心に残る格言

(英語ではproverbと言います)をご紹介します。

是非機会があったら使ってみてくださいね。

 

Kites rise highest against the wind – not with it.

(凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。

風に流されている時ではない。)

 

ウィンストン・チャーチルの言葉です。

 

これは非常に興味深い言葉ですね。

私たちの仕事や人間関係などに当てはめた場合、

流れに乗っているときこそ、高く上昇しているような

イメージですが、それとは真逆の事を言っています。

 

つまり、逆境や苦しい中でこそ、真の意味で

人は成長したり、大きなものを手に入れたりできる

ということなのでしょう。

 

英語学習も然り。

初級から中級、中級から上級へと

ステップアップする途中には、「壁」と呼ばれる

プロセスがあり、その中では、

自分の英語レベルが停滞・下降しているかのような

もどかしい時期を経験することも少なくありません。

 

ですが、チャーチルの言葉を借りれば、

これがまさに「風にむかっているとき」です。

 

この時期を乗り越えると、

今までできなかったはずのことができた!という

ご褒美が待っています。

 

「苦しい」と思った時こそ、

あきらめずに、でも焦らずに(これが難しい!!!)

着実に歩みを進めていきたいですね。

 

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爽やかな秋晴れ

ここ何日か、

爽やかな秋の風を感じますね。

春のうららかさ、

夏の燦燦と輝く太陽とはまた別の、

冬に向かう前の静けさを感じます・・・。

 

 

こんな日は外を散歩するだけでも

気持ちが晴れやかになりそうです。

 

皆さんも、この爽やかな秋晴れの日々を

ご堪能くださいね。

 

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再会

先日、以前当スクールに通って下さっていた

生徒さんと久しぶりに会いました。

現在は関西の大学に通っていますが、

かれこれ10年近くのお付き合いになります。

 

10年という年月ですが、体感としては

あっという間です。

自分自身の変化にもあまり気づきませんが、

こうして、長いこと会わなかった人と再会すると

自分も、周りも変化したんだなぁと実感します。

 

その日はひさしぶりに、心ゆくまでお話をしました。

いつの間にか、精神も身体も逞しく成長している

彼の姿を見て、とてもうれしかったのと同時に、

自分も負けていられないな、頑張ろうと思いました。

 

考えてみると、私も生徒さんとの関わりを通して

様々な経験をさせていただいております。

 

教えているつもりが教えられ、

導いているつもりが導かれ・・・。

 

どこまで行っても、

私はほかの人に助けられているんだな、と

感じました。

 

それを実感できる、幸せな時間でした。

M君、ありがとう。

また次の再会を楽しみにしています。

 

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正しいのはどっち?㉔

恒例の「正しいのはどっち?」のコーナーです!

何気なく使ってしまいそうな間違えやすい表現を

クイズ形式で取り上げていきます。

ご自分で1か2か選んでみてください!

それでは、Let’s begin!

Q: サッカーの試合で、

「フランスがベルギーに勝つだろうな」と言いたい場合・・・

1.  France will beat Belgium.

2.  France will win Belgium.

正解は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1番でした!

「勝つ」という言葉には、

2つの使われ方があります。

「試合」に勝つか、「相手」に勝つか。

日本語にはこの区別はありませんが、

英語の場合、

試合や競技に勝つ場合はwinを、

相手(人やチーム)に勝つ場合はbeatやdefeatを

使います。

2の場合は、

France will win against Belgium.

という表現になります。

 

日本ではwin=「~に勝つ」と連想しますので、

思わず間違ってしまいそうですよね。

 

ちょっとだけ意識してみてくださいね。

 

それでは、次回もお楽しみに!

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心の闇

昨日19日早朝、当スクールからほど近い東仙台交番の警察官が

刺殺されるという痛ましい事件が起こってしまいました。

落とし物を届けに来た

大学生の男に、刃渡り20㎝の包丁で刺されたという事です。

 

この刺殺されてしまった巡査長の

ご本人や家族の無念さは如何ほどでしょう。

誠実に生きてきたはずが、滅茶苦茶な理由で

命を奪われてしまった不条理。

そのことを想像すると、

身の毛がよだつ思いです。

何と言っていいのか分かりません。

もし私がその家族だったら、正気を保てる自信は

ありません。

 

そして・・・何よりも恐ろしいのは、

この大学生を凶行に駆り立てた「心の闇」です。

 

私の想像ですが、彼はこの巡査長が憎かったわけでも、

誰が憎かったわけでもないでしょう。

 

おそらくは・・・

彼がこれ以上憎み切れないくらい憎み、抹殺したかったのは

「彼自身」だったのかもしれません。

その、自分や自分の人生に向く憎悪が

心の容量をオーバーしてあふれてしまい、

社会に向いてしまったのかもしれません。

 

しかし、彼だって、健全な人間として生まれたはずです。

 

おそらくは、

幼少からの家族関係、

学校での友人関係、

学業や部活動・・・・・

 

それぞれのステージで請け負った負の要素が少しずつ

彼の心に積もっていき、

いつしかそれが際限のない心の闇を生み出してしまったのでは

ないかと思います。

 

凶行ののち射殺された大学生の

心の闇を想像すると、これも・・・・・

地獄のような苦しみだっただろうと思います。

 

彼が心の底から絶望する前に、

なぜ、ただの1人も、彼に心ある言葉を

掛けてあげられなかったのだろうか??

そして、もし、私の目の前に

そういう闇の芽が生まれつつある人間がいたら、

その芽に気づき、摘み取ってあげられるだろうか?

 

この事件を、たまたま起きてしまった

精神異常者の凶行としてとらえ、

「まったくひどい世の中になったものだ」と

ため息をつくのは簡単ですが・・・・

 

私は、そうではなく、

今回のような被害者あるいは加害者にさえも

なってしまう可能性は誰にでもあり、

本当の意味で、自分の為にも、他人の為にも

人はもう少しだけ「優しく」なる必要があるのではないか、

と思いました。

 

自分が否定して、唾を吐きかけている人の立場に、

いつ自分が転落するかわからないのですから・・・・。

 

 

亡くなった巡査長のご冥福をお祈りしています。

 

 

そして・・・・

射殺された大学生の心も・・・・

あの世で浄化される事をお祈りしています。

 

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相棒

相棒・・・というと

なんか、長年苦楽を共にしてきた戦友、のような

無骨なイメージがありますよね。

皆さんには「相棒」と呼べる存在はいますか??

 

私には、います。

それが・・・・彼です!

 

 

名前はNAPOLI(ナポリ)。

イタリア出身のクマ君で、

おなかにピッツアやトマトが描かれた可愛いヤツです。

当スクールでのレッスンにも度々顔を出していますので、

実物をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 

彼との付き合いはかれこれ15年以上(!)

大学時代のバイト先でもらった非売品です。

私の英語教師としてのキャリアにずっと

寄り添ってくれています。

途中何度か行方不明になったり、あまりに汚れたので

捨てようかと思ったりしたのですが・・・・

結局はまだ手元に残っています。

 

こういうキャラクターがいると、

授業もやりやすくなります。

 

ひょっとしたらこのソフィアイングリッシュスクールが

終わるまで・・・・

ずっとお付き合いすることになるんじゃ

なかろうか、という予感がします。

 

こういうヤツを「相棒」というのかもしれませんね。

大げさかもしれませんが。

 

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英語の格言⑫

毎週の「英語の格言」のコーナーです。

短いながら、心に残る格言

(英語ではproverbと言います)をご紹介します。

是非機会があったら使ってみてくださいね。

 

The more we do, the more we can do.

(もっとやれば、もっとできる。)

 

イギリスの作家であり批評家でもあった、

ウィリアム・ヘイズリットという人の言葉です。

 

これは英語学習にまさにうってつけの

格言ですね。

掛けた労力、掛けた時間に比例して、

英語の力は伸びていきます。

まさに、「やればやるほど」です。

 

。。。。。。。と、言いたいところですが、

実際には、掛けた労力や時間と英語力は

「見かけ上は」正比例はしません。

ところどころに「壁」というものが

立ちはだかる事も多いです。

 

「こんなに頑張ってきたのに・・・」

 

という言葉がポロリと漏れてしまうくらい、

もどかしい時期を経験することも

少なくありません。

 

でも、種が芽を出すのに時間がかかるように、

次のステップにレベルアップするには、

目には見えない、でも確実に地面に根を張る時間が

必要なのです。

その時期をどう上手く乗り切るかが大事になってきます。

 

最終的には、努力は絶対に裏切りません。

「もっとやれば、もっとできる」

この言葉を信じて、学習に励みたいものです。

 

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正しいのはどっち?㉓

恒例の「正しいのはどっち?」のコーナーです!

何気なく使ってしまいそうな間違えやすい表現を

クイズ形式で取り上げていきます。

ご自分で1か2か選んでみてください!

それでは、Let’s begin!

Q: ドアに頭をぶつけて、

「痛かったわぁ~」と言いたい場合・・・

1.  It was painful.

2.  I was painful.

正解は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1番でした!

前回と同じく、形容詞と主語の関係が

正しいかどうかを考える問題でした。

 

painfulは、「痛みを与える」という意味なので、

物や出来事が主語になります。

 

逆に、人を主語にして

「自分が痛みを感じた」と言いたい場合は、

pain(痛み・苦痛)を使って、

I felt pain.

I was in pain.

という表現になります。

 

ちょっと注意してみてくださいね。

 

それでは、次回もお楽しみに!

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台風が接近しています!

今年は、台風がずいぶん来ますね・・・。

 

今週も台風21号が日本列島を

直撃する見込みです。

ここ東北は4日夜から5日の朝にかけて通過するようですね。

 

天候の変化によって、

授業を休講とする可能性もあります。

その場合、トップページの新着情報および

こちらのblog上で告知いたしますので、

ご確認下さい。

 

何事もないことを祈っています。

 

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英語の格言⑪

恒例の「英語の格言」のコーナーです。

短いながら、心に残る格言

(英語ではproverbと言います)をご紹介します。

是非機会があったら使ってみてくださいね。

 

I walk slowly, but I never walk backward.

(私の歩みは遅いが歩んだ道を引き返すことはない。)

 

アメリカ第16代大統領、リンカーンの言葉です。

 

仕事であれ、人間関係であれ、

自分の思うように物事が進まない、

進めることができないとき・・・焦りますよね(涙)

 

そんな時、私たちは自分の心に鞭打って、

速度を上げようとします。あるいは、

「どうせ自分には無理だ」「これは〇〇のせいだ」

とあきらめたり、責任転嫁したり、いずれにせよ、

自分の心を何とか整理しようとします。

 

でも、そんなときは、この格言を

思い出すと良いかもしれません。

 

歩みが遅くなっても、時には立ち止まってしまうことが

あっても、それはそれでOKなのではないでしょうか。

 

「もうやめよっかな」「やっぱり今まで通りのほうがいいや」

という心の誘惑こそが、「引き返す」という

事にほかなりません。

それは、今までのすべての努力と、それに掛けた時間を

無にします。

 

この格言は、逆に言えば、

「引き返すくらいなら、歩みを遅くしなさい。

それでもいいから、今あることを投げ出してはいけない」

と教えてくれているのかもしれません。

 

辛いときほど、それに耐え忍ぶ

強さを自分が持っている事に

気づきたいものですね。

 

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