恒例の、「英語の格言」のコーナーです。
短いながら、心に残る格言
(英語ではproverbと言います)をご紹介します。
是非機会があったら使ってみてくださいね。
FEAR is spelled
False
Expectations
Appearing
Real
(「恐れ」とは、「真実のように見える誤った予測」と綴る。)
作者は不明ですが、
私の好きな格言の一つです。
今の日本はまさに、
この状態に陥っていると
言っても過言ではありません。
「大丈夫、きっと良くなるよ!」
という言葉は
「楽観的」「愚か」「無責任」「根拠はあるのか」
と一蹴され、悲観論やマイナスの事を言えば言うほど
「現実的」
であるとばかりに皆、耳を傾けます。
確かにその一面もないとは言いません。
しかし人は、
ひとたび恐怖に取りつかれてしまうと、
「これは現実的だ」と言いながら、
恐れを大きくする方向に進んでしまいがちです。
その結果、現実を自らの手で悪化させることにもなります。
トイレットペーパーの買い占めなどは、
このことの良い例です。
恐れに飲み込まれている人にこの言葉を言う事が
どれほど無意味であるかも分かります。
しかし、
恐れに立ち向かい、本当の意味で現実を見つめた時
自分の取るべき、全く違った選択肢が見えてくることも
あるはずです。
その道を歩く勇気を持ちたいものです。
たとえそれが、皆の言っている事や
取っている行動とは違うとしても。
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仙台の英会話教室 Sophia English School
Koji Nakanome
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