正しいのはどっち?㊾

さて、恒例の

「正しいのはどっち?」のコーナーです!

何気なく使ってしまいそうな間違えやすい表現を

クイズ形式で取り上げていきます。

ご自分で1~3から選んでみてください!

それでは、Let’s begin!

Q: 「調子はどう?」と言いたい場合・・・

1.  What’s making?

2.  What’s cooking?

3.  What’s getting?

正解は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

2番でした!

 

間違っても、ノープロブレム!

これは、この表現を知っていなければ、分かりませんから(笑)

 

cookはこの場合は、「(何かが)起こる」

=happenの意味で使われています。

全体で、How are you doing?と同じ意味ですね。

カジュアルな表現です。

 

・・・でも、いきなり言われたら、「はぁ??」って

なりますよね。

「何が料理してるの、って言われても・・・」

 

そんな時は、焦らず、

“What do you mean?”

(どういうこと?)

と聞き返しましょう。

 

こういった慣用表現は、

「知ってるか、知らないか」です。

もちろん、知っておくに越した事は無いので、

出会ったら、頭の片隅にでも

留めておきましょう。

 

 

それでは、次回もお楽しみに!

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国公立大学入試が始まります。

現在、私立大学の合格発表が

行われていますね。

 

ここで合格した受験生は、ひとまず安心、ですね。

いずれにせよ、一度「合格」の文字を見ると、

少しはほっとします。

有難いシステムですね(笑)

 

次の関門は、25日から始まる、

国公立大学入試。

前期、中期、後期と3回のチャンスがありますが、

実質は前期が本番のようなものでしょう。

 

実質的な対策などは、

巷にあふれかえっていますので、

今更ここに書くまでもありません。

皆さんも、もうすでにそれはやっているはずです。

 

その代わり、

私の好きなアメリカの心理学者の言葉を

ご紹介します。

 

「グッとつかんで、パッと手放す」

 

ちょっと分かりにくいですかね(笑)

欲しいものをグッとつかむけど、

それに執着せずに手放す。

99%努力はするが、

結果(=残りの1%)は自分が決めることではない、と手放す。

 

想いの強さも、

暴走すれば執着や恐れにつながります。

結果は、気にしない。

敢えて言いますが、気にしない。

勝手について来ますから。

 

ここまで来たのですから、

気持ちよく最後まで全力を尽くして、

潔く本番に向かいましょう。

 

悔いのない入試を!

 

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英検の二次試験について

さて、今週末19日は、

2022年度第3回英検の二次試験です。

本当に、2月はテストの季節ですね・・・

 

ここ何回か、英検の二次試験に変化が起こっているようです。

あくまで私の印象ですが、

これまでなら問題なく合格していたレベルの受検者が、

軒並み涙をのむ結果となっています。

難化しているわけですね。

 

もちろん、それだけを見れば

合格率が下がり、進路にも影響を及ぼしますので、

受検者にとっては望ましい事ではありません。

しかし・・・

長い目で見れば、ここで本当の力をつけておいた方が、

後々、重大な局面で馬脚を露す事を防いでくれる、とも

言えます。

 

確かに、

「適当にしゃべったら合格した」

でも、合格は合格です。

それには異論はありません。

 

ただ、その状態でたとえ合格証書を手にしても、

心の底からは喜べないでしょう。

自信が沸き上がってくる事もないでしょう。

そのことは、受検者本人が一番良く分かっているはずです。

 

 

これを良い機会と捉え、自信をもって「合格した」と言える

実力をつけるべく、一緒に学習に励みましょう!

 

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ようやくマスクが取れそうですね。

皆さんもご存知の通り、

コロナウイルスの分類がインフルエンザと同じ

5類に引き下げとなり、屋内でのマスク着用を

「個人の判断にゆだねる」という方向になりそうですね。

 

まあ、これまでも「個人の判断」という

建前だったようですが、政府のお墨付きをもらうことで、

少しずつマスクの非着用が増えてくるでしょう。

 

あくまで個人的には、ですが、マスクをつけたいかと言われれば

そうではなかったので、この決定が悪いとは思いません。

教室での授業も、しっかりとお互いの顔を見て行いたいという

思いがありますので、少しずつですが、

「マスクをつけなくてもいい」という空気が

広がってくれることを望みます。

 

一方では、慣れとは恐ろしいもので、

マスクをつけた生活が3年にも及ぶと、逆につけないと不自然、

外したくない、という人も出てきています。

色々な意味で、人間とは適応する生き物なんだなぁと

実感します。

 

そういった側面から見れば、

変化が起こることで、今まで当たり前だったものに

有難みを感じたり、逆にしがみついていたものが

それほど重要だと感じなくなったりする、とも言えるかも

しれません。

 

こういった変化を、自分の(ある種固定化された)

価値観を見直す機会、と捉えたいものですね。

 

何はともあれ、本当の意味で

face to faceの会話ができるのを楽しみにしています!

 

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on snow? on the snow?

先週は各地が大雪に見舞われましたが、

今週も寒さは続いていますね。

雪もちらほら降っています。

冬らしい冬、といえば聞こえはいいですが、

実際には色々と大変です。

久しぶりに駐車場の雪かきをしましたよ。

手首が痛いです・・・。

 

近頃は生徒の皆さんに、

“Be careful not to slip and fall on the snow!”

(雪で滑って転ばないように気を付けて!)

と声がけしていますが、ある生徒さんから、

“on snow”じゃダメなの?と質問を受けました。

 

良い質問です!

ただ・・・説明がちょっとややこしいです。

結論から言うと、状況によってはon snowでもOKですが、

この場合、そして多くの場合はon the snowになります。

 

これは非常に微妙なニュアンスの差になります。

①on snow・・・(一般的に言って、「雪」というものの上では)

②on the snow・・・(話し手・聞き手の中で、共通イメージがある「雪」の上では 例:帰り道の雪の道路を想像している)

 

①What to do first if you slip and fall on snow?

(もし雪の上で滑って転んでしまったら、まずどうすべきか?)

この文章は、具体的な地域やそこにいる人々などを

想定しているわけではありません。

雪が降る地域でしたら、バンクーバーだろうが、

ニューヨークシティだろうが、札幌だろうが構いません。

theのつかない不可算名詞は、一般論を語る場合に

多く使われます。

 

②This morning, I slipped and fell on the snow!

(今朝、雪の上で滑って転んじゃったよ!)

私がこれを言った場合は、聞き手にも、

「ああきっと、仙台市の生活圏内のどこかで転んだんだろうな」

という具体的なイメージが、言わずとも付くわけです。

 

改めて最初の質問に戻りますと、

私は生徒さんたちが帰る際の雪道を

イメージして喋っています。聞く側も、

その雪道をイメージしています。ですから、

「あ~公園前の道なんか特にね。雪多くて滑りやすいよね~」

という共通イメージが生まれ、theが付くのです。

 

大雑排に言うと、theが付くことで、

話し手と聞き手の間に「あ~、あれね」という

共通のイメージが生まれる、という事になります。

文法書などでは、これを指して「特定の」という

説明がなされます。

 

たかがthe、されどthe、ですね。

そして、ここで敢えて言いましょう!!!

でも所詮theです(笑)

 

ここまで気にしなければならない状況は、

ほぼ皆無だと断言できます。

たとえニュアンスが違ったとしても、

前後の文脈や状況で相手も正しく理解してくれますので

ご安心ください。

 

「へぇ~theにはそんな働きがあるんだね~」と

雑学程度に心に留めておいてくださいね。

 

皆さんも雪道と、冠詞の気にしすぎにはお気をつけて!!

 

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