「英語に関する様々な事」カテゴリーアーカイブ

プレートの上にてんこ盛り!

先日、行きつけのパン屋さんに立ち寄った時のこと・・・。

 

そこはいつも大勢のお客さんでにぎわっているのですが、

その中でもひときわ目立つオバちゃんがいました。

 

何が目立つって・・・

 

プレートの上に、これでもか!!って

くらいにパンが載っているのです。

 

絶対に一人で食べる分ではないだろう・・・

と想像しますが、4人家族でも多いくらい。

 

私もこういう場所ではかなり多く買って、

後から「お、多すぎた・・・」となるクチですが、

そのオバちゃんはさらにその上を行く猛者でした(笑)

 

パンも、あれだけ求められ、買ってもらえれば

きっと嬉しいでしょう。

美味しくオバちゃん(とその家族)の

お腹に収まってほしいな~と思いました。

 

・・・・・

 

さて、この状況、英語で言うと、

have a lot on –‘s plate と表現できます。

タイトルの通り、

皿(プレート)の上にてんこ盛り!という事ですね。

 

ところが、この表現にはもう一つの意味がありまして、

「やる事がいっぱいで忙しい」という事も

表せるのです。

 

例)

A: Hey, how’s it going?

B: Well, I have a lot on my plate recently.

 

A:よう、最近どう?

B:いや~、ちょっとやる事多くて忙しいんだ。

 

こんな感じです。

 

耳にする事が少ない表現ですので、

使えるとちょっとオシャレな感じ(笑)!?

 

機会があったら是非、使ってみてください。

 

でも、多すぎるパンと予定には

ご注意くださいね~!!

 

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Koji Nakanome

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今年も梅雨の季節がやってきました。

最近は何日か晴れた後、

週末に天気が崩れるというパターンが多いですね。

そろそろ、梅雨の季節がやってきます。

 

毎年書いている事ですが(笑)、梅雨はrainy seasonと言います。

始まるはstartやbeginの他にset inという表現も

良く使われますね。

 

そして今回はそれに、「もうすぐ~しようとしている」

という表現を加えたいと思います。

それは、

“be動詞 + about to 動詞の原形” です。

高校の授業で習うものですが、

覚えていますか?

 

上の例ですと、

The rainy season is about to set in.

(梅雨が始まろうとしている。)

と書くことができます。

 

なぜabout??aboutは「~について」とか、

「だいたい~」という意味じゃないの?という

質問をよく頂きます。ごもっともです(笑)

 

もともとaboutはaroundと似た意味を持っています。

「~の周辺、~の近く」というニュアンスですね。

「~について(=関連して)」や「大体~」という意味は

ここから生まれています。

そしてさらにそこから、

「~することの近くにいる」→「まさに~しようとしている」

という意味の拡張が行われるのです。

 

親御さんに、「宿題したの!?」と聞かれて、

” I was about to start it, but Saki texted me, so…”

(しようとしてたんだけど、サキがメール送ってきたから…)

なんて言い訳の時もよく登場します(笑)

 

見慣れた単語でも、実は異なった意味を持っていることが

多くあります。

出会ったときは、「へぇ~こんな表現があるんだ!」と、

心のノートに書き留めて置いて下さいね。

 

梅雨も、楽しく乗り切りましょう!!

 

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Koji Nakanome

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英検の二次試験について

さて、今週末19日は、

2022年度第3回英検の二次試験です。

本当に、2月はテストの季節ですね・・・

 

ここ何回か、英検の二次試験に変化が起こっているようです。

あくまで私の印象ですが、

これまでなら問題なく合格していたレベルの受検者が、

軒並み涙をのむ結果となっています。

難化しているわけですね。

 

もちろん、それだけを見れば

合格率が下がり、進路にも影響を及ぼしますので、

受検者にとっては望ましい事ではありません。

しかし・・・

長い目で見れば、ここで本当の力をつけておいた方が、

後々、重大な局面で馬脚を露す事を防いでくれる、とも

言えます。

 

確かに、

「適当にしゃべったら合格した」

でも、合格は合格です。

それには異論はありません。

 

ただ、その状態でたとえ合格証書を手にしても、

心の底からは喜べないでしょう。

自信が沸き上がってくる事もないでしょう。

そのことは、受検者本人が一番良く分かっているはずです。

 

 

これを良い機会と捉え、自信をもって「合格した」と言える

実力をつけるべく、一緒に学習に励みましょう!

 

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on snow? on the snow?

先週は各地が大雪に見舞われましたが、

今週も寒さは続いていますね。

雪もちらほら降っています。

冬らしい冬、といえば聞こえはいいですが、

実際には色々と大変です。

久しぶりに駐車場の雪かきをしましたよ。

手首が痛いです・・・。

 

近頃は生徒の皆さんに、

“Be careful not to slip and fall on the snow!”

(雪で滑って転ばないように気を付けて!)

と声がけしていますが、ある生徒さんから、

“on snow”じゃダメなの?と質問を受けました。

 

良い質問です!

ただ・・・説明がちょっとややこしいです。

結論から言うと、状況によってはon snowでもOKですが、

この場合、そして多くの場合はon the snowになります。

 

これは非常に微妙なニュアンスの差になります。

①on snow・・・(一般的に言って、「雪」というものの上では)

②on the snow・・・(話し手・聞き手の中で、共通イメージがある「雪」の上では 例:帰り道の雪の道路を想像している)

 

①What to do first if you slip and fall on snow?

(もし雪の上で滑って転んでしまったら、まずどうすべきか?)

この文章は、具体的な地域やそこにいる人々などを

想定しているわけではありません。

雪が降る地域でしたら、バンクーバーだろうが、

ニューヨークシティだろうが、札幌だろうが構いません。

theのつかない不可算名詞は、一般論を語る場合に

多く使われます。

 

②This morning, I slipped and fell on the snow!

(今朝、雪の上で滑って転んじゃったよ!)

私がこれを言った場合は、聞き手にも、

「ああきっと、仙台市の生活圏内のどこかで転んだんだろうな」

という具体的なイメージが、言わずとも付くわけです。

 

改めて最初の質問に戻りますと、

私は生徒さんたちが帰る際の雪道を

イメージして喋っています。聞く側も、

その雪道をイメージしています。ですから、

「あ~公園前の道なんか特にね。雪多くて滑りやすいよね~」

という共通イメージが生まれ、theが付くのです。

 

大雑排に言うと、theが付くことで、

話し手と聞き手の間に「あ~、あれね」という

共通のイメージが生まれる、という事になります。

文法書などでは、これを指して「特定の」という

説明がなされます。

 

たかがthe、されどthe、ですね。

そして、ここで敢えて言いましょう!!!

でも所詮theです(笑)

 

ここまで気にしなければならない状況は、

ほぼ皆無だと断言できます。

たとえニュアンスが違ったとしても、

前後の文脈や状況で相手も正しく理解してくれますので

ご安心ください。

 

「へぇ~theにはそんな働きがあるんだね~」と

雑学程度に心に留めておいてくださいね。

 

皆さんも雪道と、冠詞の気にしすぎにはお気をつけて!!

 

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共通テストを終えて

今日で、大学入学共通テストから1週間になります。

受験生の皆さん、まずはお疲れさまでした。

 

今回の試験でしたが、英語に関しては

平均点はリーディングが53点、リスニングが62点。

難易度は平年とあまり変わらない印象を受けました。

分量は80分にしては、やはり多いですね~。

 

授業の中で、

「どうやったら速く読めますか?」

「どうすれば要点だけつかめますか?」

という質問をよく受けます。

 

こういうスピードを求められる場面ですと、

どうしても

「スキミング(飛ばし読み)」

「スキャニング(拾い読み)」

「スラッシュリーディング(区切り読み)」

といったテクニックが推奨されがちです。

 

しかし、今まで担当させて頂いた生徒様の様子を見る限り、

そもそも英文をきちんと読める力が無いと、

そのテクニックの威力が十分に発揮されるとは言い難いです。

 

料理の腕がいまいちな人が、急いで料理を作る状況に

似ています。

 

やはり正攻法で、「きちんと読める」というのが

結局は大事になってきます。

確実性が増せば、スピードは後からついてきます。

 

ちょうど私たちが中学1年生の時に解いた英語の文章題が、

3年生になるとあっさり時間もかけずに解けてしまうように。

 

入試に関してはそれこそ賛否両論渦巻く世界ですが、

個人的には、共通テストの英語は悪くないと思っています。

知識だけを問う訳でもなく、変に難解すぎる訳でもない。

コツコツと積み重ねていけば、確実に点数が上がる世界です。

是非来年共通テストを受ける受験生の皆さんには、

今からの「日々の地道な学習」をお勧めします。

 

そして、共通テストが終わったばかりの皆さんは、

私立入試、国公立二次が待っています。

 

結果に一喜一憂するのはもちろん仕方ありませんが、

ここいらで気持ちを切り替え、後半戦に臨みましょう!

応援しています!

 

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正しいのはどっち?とはいうけれど・・・

皆さん、いつも「正しいのはどっち?」を

楽しみにしてくださってありがとうございます(笑)

 

このコーナーを始めてしばらく経ちますが、

ふと思いました。

「これを見てクイズに外れた人が、

軽く『へ~、そうなんだ』と受け止めてくれればいいけど、

こちらの意図とは違って、

『こんな表現って実は間違ってるんですよ!

皆さん、正しい英語を使いましょうね!』

と受け止められたりしないだろうか?」と。

 

色々な文献やネット、YouTubeで情報を集めていて、

「本物の英語」

「ネイティブはそうは言わない」

「学校で習った〇〇は大間違いです」

というような表現、

もっと酷いのになると、

「その表現だとネイティブに笑われます」

「そんなこと言うと呆れられます」

「その英語、キモチワルイ」

などという、明らかに学習者のやる気をくじくような

表現が少なからず見受けられました。

(もちろん、それをバネに頑張る人もいるでしょうが・・・)

 

私の見た限りでは、その多くが

アメリカやイギリス出身の英語の母語話者、

そして日本と海外の2つのバックグラウンドを持つ

いわゆる帰国子女や長期留学経験者、あるいは

日本を飛び出して、海外でたたき上げで

英語を身につけた方々のようです。

 

ご自分のやり方や言語の習得過程に

絶対の自信がおありなのでしょう。

あるいは、

(時にはご自分の気持ちとは裏腹に)

視聴者や読者の関心をひくため、

過激な見出しを使っているのかもしれません。

 

私を含め、多くの日本人学習者は

色々な葛藤を抱えて学習を続けています。

「これでいいのかな?」

「これで通じなかったらどうしよう?」

「笑われたらどうしよう?」

「自分のやってきた学習は本当に有効だったのか?」など。

そういった悩みや苦しみを抱えて、

それでも学習を続けています。

 

学習言語の運用技能がある程度成熟してくるまでは、

「中間言語」という、

それこそ母語話者から見たらあらゆる面で

間違いだらけの未完成なステージを

通過しなければならないのも事実です。

そこには、言語的なものばかりでなく、

社会背景・文化背景的なものも含まれます。

 

私は教室・オンラインで外国人に日本語を教える活動も

していますが、彼らも大小さまざま、よく間違いを犯します。

 

男性なのに、「よし、やるわよ!」と言ったり、

「スキーが好きです」が「スキガスキデス」になったり、

「てにをは」がごっちゃになってしまったり、

上司の佐藤さんがいい人で、慕っていることを示したくて、

佐藤さんに「あなたが好きです」と言ってしまったり、

オンラインレッスン中に自宅を訪れた配達人に

「もしもーし?(電話や来客対応時のHello?から)」

と笑顔で対応したり。

 

こういう様々なエラーを乗り越えて、糧にして、

言語的、文化的な学びを得ます。

そんな中、前述の見出しのような優しさの無い言葉は、

あまり良くないな・・・と思った次第です。

一語学学習者として、

これは真に受けないようにしないと、と思います。

少なくとも、こう言われて私はやる気は出ません。

 

皆、様々な主張があります。

私の言語学習に対するスタンスは、あくまで私のスタンス。

それが全く当てはまらない学習スタイルを持つ生徒様とも

数多くお会いしました。

 

どうするべきか、何が正しいのか、私も迷います。

 

それでも、私、そして、ソフィアイングリッシュスクールは、

 

「大いに間違い、大いに失敗しましょう」

「その失敗を、てへっと笑い飛ばし、次への糧にしましょう」

「学習法や学校教育に相違はありますが優劣はありません」

「人は人。参考にはすれど、あくまで自分に合ったやり方を」

 

というスタンスで皆さんの語学学習を

サポートしていきたいと考えています。

 

語学学習は間違いも含めて、その成長過程が楽しいもの。

そんな気持ちを皆さんと共有していきたいです。

 

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最近の天候

さて、最近は気温が10度前後まで上がったかと思えば

氷点下に下がったりと、安定しない日が続いていますね。

こんな状態では風邪などの

体調不良も起こしやすくなりますので、

皆さんどうぞお気をつけくださいね。

 

さて、風邪を引く、という表現には2種類ありまして、

風邪を引く(という出来事)は catch a cold

風邪を引いている(という状態)は have a cold

と使い分けされます。

間違えても意味は通じますが、

少しだけ注意してみてくださいね。

Be careful, everyone!

 

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仙台市中学校英語暗唱大会・英語弁論大会

今月3日と11日に、

仙台市中学校英語暗唱大会と、英語弁論大会が行われます。

私自身も20年前に出場し、

その時の経験が大きく人生を変えてくれた、

思い出深い大会です。

 

今回も、当スクールの数名の生徒さんたちが、

予選突破を目指して頑張ってくれています。

 

もちろん、結果が出ればうれしい事限りないですが、

それ以上に、人前でのスピーチスキル、

そしてプレゼンテーションスキルというものは、

これからのビジネスの世界で必須能力となっています。

 

中学生という若い時期から、

それに取り組むことによって、少しでも

将来、プレゼンが得意になってくれれば・・・と思います。

 

当スクールでは、

私自身がスピーチを通して大事だと感じた点や、

現在ナレーターとして活動している観点から、

なるべく生徒さんの本来持つプレゼン力を

引き出せるよう、練習を行っています。

 

受験の忙しい時期に、

あえて時間を割いて、スピーチの練習をすること。

確かにそれなりのリスクもあります。

しかし、それ以上に、得るものは多いと

確信しています。

 

ぜひ、頑張ってほしいと思います!

 

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明日は、英検の二次試験です!

さて、明日30日には、

2019年度第1回英検の二次試験(A日程)が

実施されます。

 

まもなく始まる大学入試改革の大きな柱が、

「実践的な英語」となっており、

スピーキングが英検などの民間試験を利用して行われるほか、

リスニングの比率も大幅に増える見込みです。

 

「大変だ・・・」と思うのも当然ですが、

裏を返して言えば、真の意味で「英語ができる人」が

求められている、という事でもあります。

 

いままでなかなか取り組む機会のなかった

スピーキングに、ぜひこれからは目を向けていってほしいなと

思います。

 

そういった意味では、

この英検の二次試験はまさにうってつけの練習の場です!

 

平素よりお伝えしています通り、

「簡単な表現」を「正確に使う」ことを

目標に、是非皆さんにベストを尽くしてほしいと思います。

 

Good luck!

 

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英検一次試験の合否閲覧が可能です。

先日行われました英検の一次試験の合否が、

英検のホームページで確認できます。

3級以上の方は二次試験対策が必要なので、

是非チェックしてくださいね!

英検HP https://www.eiken.or.jp/eiken/

 

さて、本日は梅雨の合間の爽やかな一日となりましたね。

風は少々強かったですが・・・。

 

榴ヶ岡公園での一枚です。

厚くもったりとした雲、たなびくような雲、

うすいヴェールのような雲・・・。

色々な雲が折り重なっています。

 

明日からまた、少し雨の日が続くようです。

 

先週の土曜日は、雨の中自転車で移動したところ、

雨合羽を通して上下の服や靴はもちろん、

バッグの中の教科書一式も濡れてしまいました・・・。

 

皆さん、雨対策はお忘れなく!

 

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