早いもので、あっという間に
3月に入りましたね。
数日前には春の嵐が吹き荒れたり、
昨日は気温が20度近くまで上がったり・・・
中々落ち着かない、季節の変わり目です。
明日は公立高校入試後期日程が実施されます。
私の教室でも、ここ数週間は、
「不安」「怖い」「逃げ出したい」
という偽らざる心境を
涙ながらに話してくれる生徒さんも少なくありません。
中には自分の至らなさを証明するが如く、
今までの失敗談を克明に話す子もいます。
そんな姿を見るたびに胸を締め付けられる
思いですし、「いっそのこと代わりに受けてあげたい!」
という気持ちになることもあります。
でも、私がいつも言っていることですが、
大事なのは、
「自分が物事にどう取り組み、
その結果をどう受け止め、そこからどう進むか」です。
時の運で、たまたま、誰かの意図によって
同じことをしても全く違った結果が出ていることもあるのです。
そういう意味では、「結果」は、私たちが決める事ではありません。
人ができることと言えば
ベストを尽くす事だけです。
でも、自分なりにできることを尽くせば、
気が付けば目の前に必要な道が開けています。
一見すると深みのない、使い尽くされた
台詞ですが、少なくとも、私自身は
これは真理だと思っています。
ふと気が付けば、
遊びにふけったり、ごまかしたり、人のせいにしたり、
自分のせいにしたり、無関心を装ったり、諦めたり・・・
色々な手で、人の心は苦痛を和らげ、そこから逃げようとします。
でも同時に、恐怖や不安を抱えながらも、
勇気でもってそれに立ち向かえるのも
人間だけです。
その先には、思いもよらぬ風景が広がっています。
「入試」とは、ただの学力検査にとどまらず、
正しく向き合えば
そういった心の面での大きな成長を
もたらすものだと思っています。
もっと言えば、これから
自分の心にかかる大小さまざまな負荷は、
すべてこういった側面を持つものかもしれません。
だから、明日受けるすべての
受験生に、是非、余計な妄想にとらわれることなく、
今の自分にできるベストを尽くして欲しいと願っています。
応援していますよ!!
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仙台の英会話教室 Sophia English School
Koji Nakanome
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